メトレート(参天)

  成分:メトトレキサート(MTX)
  分類:他の代謝性医薬
  系統:抗リウマチ薬 
  

  作用【働き】リウマチは、体の免疫系がかかわっている膠原病の一種。
        関節に強い炎症を生じ、腫れや痛みをともなう。
        やがて、関節の骨や軟骨が破壊され、変形とともにその機能が失われる。
        この薬は抗リウマチ薬。
        免疫系の亢進状態を強力におさえ炎症を鎮める。
        そして、関節の破壊をくい止め病気の進行を遅らせることができる。
        おもに関節リウマチに用いられるが、関節症状をともなう若年性の特発性関節炎にも適応している。
     
        実際の臨床効果にも優れ、はっきりとした効果が1〜2カ月で現れる。
        重症の患者でも半分以上の人に効果(ACR20)がみられ、2割くらいはほぼ寛解(ACR70)する。
        従来の抗リウマチ薬が効かない重症例に向くが、最近では関節破壊を阻止する意味合いから
        発症早期から使用されることが多くなった。

    【薬理】免疫機能や炎症にかかわる 免疫グロブリンや炎症性サイトカインのインターロイキンなどの産生を抑え
        更に滑膜組織や軟骨組織の破壊にかわるコラゲナーゼ産生を抑制する。
        また、異常な血管新生や滑膜増生を抑制する作用も持ち合わせている。

  特徴:関節リウマチの世界的な標準薬。      疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)のうちの免疫抑制薬の部類になる。      抗リウマチ薬としては、効果の発現が1〜2カ月と比較的早く、有効率もかなり高い。      関節リウマチの基礎薬「アンカードラッグ」として第一選択されるようになった。      主成分のメトトレキサートは、もとは抗がん薬(葉酸代謝拮抗薬)として認可された歴史ある薬剤。      関節リウマチのほか、膠原病や乾癬、胞状奇胎、また、比較的大量を白血病やリンバ腫の治療に用いることがある。      免疫抑制薬と抗がん薬としての横顔があり、他の正常な細胞に少なからず悪影響を及ぼす。      骨髄抑制や肝障害、肺障害、腸炎、感染症などいろいろな副作用が出やすい。      ここに、この薬の難しさがある。   注意【診察で】持病や病歴を医師に伝えておく事          服用中の薬を医師に伝えておく事          妊娠中や授乳中の女性は申し出る事          また、男性を含め、妊娠出産の予定のある人は事前に医師と相談するようにする。          副作用や注意事項について、医師から十分説明を受ける事。          薬の性質をよく理解し、納得のうえで使用するようにする事          体に異常を感じたら、どのようなことでも医師に報告するようにする事     【注意する人】病気によっては、その病状を悪化させるおそれがある。            肝臓や腎臓の悪い人は、副作用がでやすいので使用できないことがある。            また、ウイルス性肝炎を含め、感染症を合併している人は慎重に用いる必要がある。            妊娠中は使用できない。            ●適さないケース              肝臓や腎臓の悪い人、骨髄抑制、胸水・腹水のある人、結核、妊娠中もしくはその可能性のある人、授乳中の人等                        ●注意が必要なケース              間質性肺炎など肺の病気または既往歴のある人、感染症、結核にかかったことのある人              B型またはC型肝炎ウイルスをもっている人、高齢の人等     【食べ合わせ・飲み合わせ】鎮痛薬や抗生物質など、薬の飲み合わせによっては、この薬の作用が強まり、副作用がでやすくなる。                  服用中の薬は必ず医師に報告しておく事。                  また、別の病院で診察を受けるときも、この薬を飲んでいることを伝える事     【使用にあたり】決められた飲み方を厳守する事。変則的になりますので、服薬日、服用時間、休薬日に十分留意し、正確に服用する事。             リウマチの治療には比較的少量を用いますが、誤って多く飲みすぎると重い副作用があらわれます。             体を起こして、十分な水で飲む事。寝たまま飲むと、薬が食道に停滞し、粘膜を荒らすおそれがある。             特に、高齢の人は注意してくださてい。             副作用の予防にビタミンの一種の葉酸(フォリアミン錠)と併用することがあある。1〜2日後に服用するのが一般的。             十分な効果がでるまでに、1〜2カ月かかります。指示された期間続けるようにしましょう。     【検査】治療に先立ち、服薬に問題がないか慎重に調べる。         必要な検査は、血液検査、肝機能検査、腎機能検査、尿検査など。         さらに、結核の有無を確認するために、胸部レントゲンやインターフェロン-γ遊離試験         またはツベルクリン反応検査をおこなう必要があります。治療開始後も、定期的に同様の検査をおこない         効果や副作用をチェックするようにする。     【備考】 関節リウマチの治療目標は、関節の破壊をおさえ その機能を維持すること、さらには生命予後を改善すること。         そのためには、発症早期から抗リウマチ薬による十分な治療が必要。         最近は、メトトレキサート(この薬)や生物学的製剤(注射)などによる強力な治療が積極的におこなわれるようになっている         抗リウマチ薬の効き方には個人差がある。劇的に効く人もいれば、逆にまったく効果がないこともある。         なので、半年くらい使用しても効果がまったくない場合は、別の薬に切り替えなければならない。         その人にもっとも適した薬を選ぶことが重要。         リウマチそのものを治せる薬はない。関節リウマチの治療では、いくつかの薬を長期間使用することになる。         有益性と副作用について正しく理解したうえで、薬と上手につきあっていく事。         きちんと治療を続ければ、病気の進行を止めたり遅らせることが十分可能。     【コメント】2014年7月より処方されています。           体調が悪い時に服用すると、必ず高熱がでてしまいます・・・           しかし、次回診察日までは飲まないといけないので、飲んでいます           その後処方から消えました           2015年3月、セカンドオピニオンで他の病院のリウマチ専門科に変わり           メトレートの復活があるかもしれない・・・状況です     


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